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イ
スラエルの一般情報
国名:イスラエル国 (State of Israel)
面積:2万2,145平方キロメートル
人口:700万人
首都:エルサレム (人口約65万人)
公用語:ヘブライ語、アラビア語、英語
宗教:ユダヤ教(77%)、イスラム教(16%)、キリスト教(2%)ほか
人口が半世紀で8倍以上増
えた
1948年に建国されたイスラエルは移民の国。米国、欧州、世界中で生き残ったユダヤ人帰還者を受け入れ続けている。その結果、総人口は建国時の65万人
から586万人に増加。80年代後半に始まった旧ソ連からのユダヤ系移民の急増がとりわけ貢献した。
国民の平均年齢は約26歳と若い。今や、イスラエルで生まれた第2、第3世代のユダヤ人は人口の40%強を占める。
ヘブライ語は死語だった 国語のヘブライ語は19世紀後半にロシア出身のユダヤ人の手によって蘇った。
2000年にわたる離散の間にヘブライ語は礼拝に用いられるだけで、
日常語としては死語になっていた。
ユダヤ教は国教ではない
豚を食べたらいけないとか、安息日(金曜の日没から土曜の日没まで)は働いてはいけないなど、宗教の教えを忠実に守っている人は人口の20%。その他の人
は部分的に教えを取り入れながらリベラルな西洋式生活を送っている。
経
済指標
実質GDP成長率: 5.1% (2006年)
名目GDP総額: 6,258億4,800万新シェケル (2006年) / 1,404億5,662万ドル (2006年)
一人あたりのGDP(名目): 20,399ドル (2006年)
失業率: 8.4% (2006年)
消費者物価上昇率: 1.3% (2005年)
輸出額: 467億8,900万ドル (2006年, グロス)
対日輸出額: 7億9,300万ドル (2006年)
輸入額: 478億4,100万ドル (2006年, グロス)
対日輸入額: 12億9,200万ドル (2006年)
直接投資受入額: 55億8,500万ドル (2005年
経
済動向
イスラエル経済は、パレスチナとの衝突(第2次インティファーダ)を機に観光業などに大きな影響があり、
2001年、02年とマイナス成長が続いたが、2003年から回復傾向にある。2006年のレバノン紛争では、被害地域への補償など戦時予算支出による経
済面の影響が懸念されたが、3.3%(IMF。推定値)と前年並みの成長を維持している。
急増するロシア移民の6割が科学者と技術
者
ロシアを中心とした旧ソ連共和国からの移民は1980年代後半以降に急速に増え続け、今ではイスラエル総人口の14%、
約100万人に達するほどふくれあ
がった。そのうち、6割近くが技術者や科学者といわれ、もともと堅固だったイスラエルの研究基盤をさらに強化する役割を果たしている。なお、大量のロシア
系移民流入では、消費・住宅ブームを巻き起こし、製造業部門の生産拡大にもつながったが、その一方で失業問題を深刻化させた。
ハイテ
ク兵士の
英才教育
イスラエル技術者の先進度にもう1つ不可欠なのは、イスラエル国防軍(IDF)の存在だ。イスラエルでは、男子18歳か
ら21歳、女子18歳から20歳の
間、兵役義務がある。といっても、全員が戦闘部隊配属になるわけではなく、数学的に優秀な若者はコンピュータ情報部隊に集められる。そこでは、最先端の機
器がふんだんに与えられ、基礎から応用にいたるまでの英才教育が施される。その後、テクニオンなどの工科大学ではさらにその先をいった超英才教育を続ける
ことになる。いま、イスラエルでハイテク・ベンチャーを興しているのはこうした人たちである。
中
東の
シリコン
バレー
イスラエルは、90年以降、情報通信、インターネット、ソフトウェア、バイオテクノロジーなどのハイテク産業の発展が著
しい。スタートアップ企業と呼ばれ
るハイテク・ベンチャー企業が次々と生まれ、
新しくユニークな技術を生み出す技術立国としての地位を築きあげた。中でもソフトウェア産業は、起業家精神、旧ソ連からの高学歴移民の流入、イスラエル国
防軍コンピュータ情報部隊で教育を受けた若者たち、政府による積極的な民間研究開発支援策などを背景に、「中東のシリコンバレー」と呼ばれ、年率15%以
上の成長を続けている。海外からの直接投資も急増している。
ペン
ティアムは
イスラエルで生まれた
ハイテク産業都市には、インテル、IBM、マイクロソフトといった米国を代表するハイテク企業のR&D
(研究開発)センターがところ狭し
と軒を連ねている。電子ハイテク分野は、インテルのMPUペンティアムの発想はもともとハイファにある同社のR&Dセンターで生まれた。
世界有
数のダイ
ヤモンド加工地
世界の小型ダイヤの80%はイスラエル製。中世よりユダヤ人にはダイヤ商や研磨業者が多かった。そのノウハウや技術がイ
スラエルに持ち帰られて、大きな産
業に発展した。なお、日本の田崎真珠もここにダイヤの研磨工場を持つ。
日
本との関係
日本の主要輸出品目:
乗用車などの輸送機械(53.3%)、電気機械(11.3%)、一般機械(7.1%)、精密機器(6.6%)
日本の主要輸入品目:
精密機器(23.4%)、電気機械(23.1%)、加工ダイヤモンド(18.8%)、化学品(11.7%)、食料品・動植物生産品(7.0%)
備考:カッコ内は構成比%
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